ムコ多糖症について病気の概要と
治療法をご紹介しています。

監修:国立成育医療研究センター 小須賀 基通 先生

ムコ多糖症は、私たちの体を構成する組織や軟骨などの重要な成分となるムコ多糖を分解する細胞内の酵素(ライソゾーム酵素*)が生まれつきなかったり、働きが弱かったりすることで、ムコ多糖が過剰にたまってしまう病気です。

*細胞内のライソゾームの中にある酵素

ムコ多糖症はライソゾーム病の一種です。

ライソゾーム酵素が生まれつきなかったり、働きが弱かったりすることによって発症する病気を総称してライソゾ-ム病と呼んでいます。ムコ多糖症はこのライソゾーム病の一つです。